不毛地帯
- トピックス #9 -

エンディングテーマはトム・ウェイツ!

『不毛地帯』のエンディングテーマとして使用されているのは、"酔いどれ詩人"の異名を持つ孤高のシンガーソングライター/俳優、トム・ウェイツの名曲『トム・トラバーツ・ブルース』です。

1949年カリフォルニア生まれのトム・ウェイツは、フォークやブルース、ジャズ、R&Bといった音楽やビートニク文学等に強い影響を受け、高校中退後、ピザショップで働きながら作詞・作曲を開始。1970年代初頭にロサンゼルスに移り、クラブなどで歌うようになった彼は、1973年、アサイラム・レーベルからアルバム『クロージング・タイム』でデビューします。1976年に発表した通算4枚目のアルバム『スモール・チェンジ』は、初めて全米アルバムチャートに入ったヒット作。そのオープニングを飾るのが『トム・トラバーツ・ブルース』です。

オーストラリアの民謡『ウォルツィング・マチルダ』を織り込んだ『トム・トラバーツ・ブルース』は、40年に及ぶ彼のキャリアの中でもとりわけ多くのファンやミュージシャンたちから愛されている名曲中の名曲で、ロッド・スチュワートを始めとするさまざまなアーティストにもカヴァーされています。

今回、この『トム・トラバーツ・ブルース』が『不毛地帯』エンディングテーマとして使用されることになったのを受け、2001年に発売されたベストアルバム『ユーズド・ソングス:ザ・ベスト・オブ1973-1980』の再発売が決定しました(11月25日発売)。『トム・トラバーツ・ブルース』はもちろん、エレクトラ/アサイラム・レーベルに残した初期の名作アルバム7枚より代表曲全16曲を余すことなく収録したベスト・アルバムです。

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