不毛地帯
- インタビュー -

Q.天海さんは、物語の舞台になっている昭和という時代にどんな印象をお持ちですか?

いまよりも印象深いというか…。自分の中心にあるような時代ですね。子どものころに言われたこと、家族がいて一緒にご飯を食べたこと…。そのころはホントに子どもだったから、知らないこととかニュースでしか見ないようなことの裏側、みたいな物語でしょ? だからとても興味がありました。山崎豊子さんの小説も一気に読んでしまったくらいでしたし。商社の中で繰り広げられているいろんな出来事って、私たちにはわからないじゃないですか。とても面白いですね。私なんか、オンエアのときは完全に一視聴者になって見ていて、泣いたり、怒ったり…とてもいいお客さんだと思います(笑)。終わると、「ちょっと、今日見た?」って友だちと電話でしゃべったりして(笑)。頭で理解すること以上に、胸にバンとくるんですよね。頭で理解することって、もしかしたらそんなに重要じゃないのかもしれないな、って思いました。整理整頓されてしまうよりも、ダイレクトに胸に響いたことの方が大事なんじゃないかな、って思いながら、私は毎週見ています。

もどる
インタビュー TOP
0.不毛地帯 TOP

(C)フジテレビジョン