ファースト・キス
- 第3話物語 -
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美緒は、秋生のもとに向かうと、余計なことをしないでほしい、と告げた。和樹のことは相手にするな、というのだ。秋生は、そんな美緒の言葉に我慢できず、思わず怒鳴ってしまう。秋生は、相手の男性だって善意で嘘をついたのにそれを踏みにじった、と美緒を非難した。すると美緒は、持っていたカツサンドを秋生に手渡し、翼のことが本当に好きだった、と告白する。秋生は、その言葉に驚くとともに、何もわかっていなかったことを反省した。そんな秋生に、「私が先生のこと、好きなのも知らないでしょ?」と告げる美緒。秋生は、それが冗談だとわかると、ホッとしたような表情を浮かべた。が、実は美緒は、そんな秋生の反応に傷ついていた。
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