エンジン
-Story.5-
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次郎が部屋に戻ってメカニックの本を読んでいると葵と徹が来た。葵はすぐに帰ってしまうが、徹は何か言いたそう。と、次郎はフレームの曲がった徹のメガネからあることに気づく。さらに、次郎が本を読んでいると今度は朋美が来た。朋美は、子どもたちをバスに乗せてどこかに行って欲しいと頼む。徹に殴られた同級生の両親たちが、今度は大勢で押しかけてきたのだ。次郎は、仕方なく子どもたちを乗せてホームを出る。
いやいやながらやってきた次郎だが、子供たちは夜のサーキットで大喜び。そんな子供たちをよそに、次郎は徹のメガネで気づいたマシンのクセを直すためガレージに入る。ようやく修理した時、次郎は子供たちがコースに入ってしまったことに気づいた。注意しに出て行くと、今度はガレージに子供たちが入ってしまう。マシンに魅了される子供たちに次郎も満更でもない。そこに、比呂人たちが来てしまった。ドライバーでもないのに勝手にマシンに触るなと比呂人。その言葉に、子供たちは次郎のウソに気づく。口々にウソを責める子供たちに、次郎は逆切れ。だが、大人でも本当のことを言えないこともあると、最後は素直に謝った。
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