エンジン
-インタビュー-

Q.子供たちの教育に理想で挑む朋美に対する元一郎の言葉は、クールですね。

「元一郎は、それだけ子供たちの修羅場を見て、くぐり抜けてきた人なんですよ。子供に裏切られ、それでも信じて…というような繰り返しを十何年間も経てきた結果だと。そんな元一郎を演じるのですから、ドラマを御覧の方々に"浮世離れした話だな"と感じられてしまうと僕は悔しいですね。ストーリーをリアルに近付けるのが、元一郎のポジションですから。次郎(木村拓哉)や朋美、子供たちの間に元一郎が入ることで、ストーリーに歪が出てくる。次郎や朋美たちだけで上手く納まってしまいそうな話に“ちょっと!"と、元一郎が割って入ることで、現実の厳しさが生まれて、物語が引き締まると思いますよ」。

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