エンジン
-インタビュー-

Q.では、台本を初めて読まれた時の印象は?

「舞台として出てくる養護施設は、僕のまったく知らないもの。僕が演じる元一郎は施設の保育士役ですから、養護施設について勉強しなくてはいけないと思いました。身寄りのない子供たちのストーリーが展開するので、都合よく役を作ってしまってはいけないと思うんです。現実でも、実際に家庭を知らない子供たちが増えているのではないかと思うので、特に元一郎は、養護施設という現場に長年身を置いている設定なので、生半可な気持ちではできないと思いました。ですから、鳥居という男の性格がどうか?というよりも、実際の養護施設の雰囲気や、そこで暮らす子供たちが、いったい日常ではどんな顔をしているか?などを知ることが、僕の役者としての仕事ではないかと。そちらの方を先に考えたんです」。

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