エンジン
-インタビュー-
Q.演じられる次郎は、トラブルを起こして現場から引き離されるレーサーです。レースシーンも登場するようですが…。
「レースはテレビで見た程度です。生では見たことがないのでレースに関しては、みなさんと同じくらいの知識だと思います。ですから、レース用のマシンに体を預けた経験もありません。最初に、スタッフの方がサーキットなどに足を運んで、マシンやコースの写真を撮ってきて下さいました。その中で、いわゆる、すぐにサーキットを走れるように完成されたマシンではなく、エンジンやフレームがむき出しになった車体を見た時は、怖かったですね。何か"命"を感じさせられたんです。アイスホッケーの選手を演じた時も"恐怖"は感じたけど"命"までは考えませんでした。それなのに『早くマシンに身をゆだねてみたい』というものが自分の中にあることも感じています」。
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