結婚披露宴
-第8話-
恩師･横田麗華(横山華)のﾘｸｴｽﾄにより､ﾋﾟｱﾉ曲を演奏することになった由香里(山口紗弥加)｡実はまるで弾けないことを知っている貴裕(大倉孝二)だが､どうすることもできず､ﾊﾗﾊﾗしながら見守るしかない｡…と､その時､会場内に｢子犬のﾜﾙﾂ｣が流れてくる｡由香里がｸﾞﾋﾞｯとｼｬﾝﾊﾟﾝを飲み干しｸﾞﾗｽを置いた時に､偶然｢自動演奏｣のﾎﾞﾀﾝに触れたのだ｡
笑顔で弾き真似を始める由香里｡しかし､不自然さをいぶかしみ､ﾋﾟｱﾉのそばに寄ろうとする横田の姿を見た貴裕はとっさの機転で彼女の手を取り､ﾀﾞﾝｽを踊り始めてその場を盛り上げ､うまくごまかすことに成功する｡そして｢今までも手塚先輩(今井雅之)を頼りにしないで自分たちだけで動いた方がうまくいったんじゃないの?｣という由香里の言葉にﾊｯとする｡
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