結婚披露宴
-第4話-
今の貴裕は、劇団時代の野ウサギとそっくりで、困った感じが愛らしいからと理由を話し、さらに「自分も、先輩も、ほかの劇団員もみな貴裕のために頑張っているのに、肝心の貴裕が何もしないのはおかしい。もし出来ないのなら、私はもう帰る」とトドメをさされるに至り、さすがの貴裕も思い切って腰を上げ、野ウサギになりきって会場中をぴょんぴょん跳ね回る。
面白がった出席者たちはサラダを与えたり、写真を撮ったりと大喜び。会場内は大いに盛り上がる。
そんな貴裕の姿に手塚は「成長したな」と感動、自分も逃げることなく、新婦の父親役の芝居を全うしようと心に決める。
…が、新婦の父として貴裕の両親に挨拶に行き、酒を飲んでしまったのがいけなかった。
何と手塚は酒を飲むと使い物にならないくらい酔っ払ってしまうのだ。
案の定、せっかく小松が苦労して取り戻したアヤの置き手紙を手に、手塚はスピーチを始めてしまい…!!
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