お台場湾岸テレビ
-最終話-

「何で言ってくれなかったんですか! 俺も手伝います!」

ADの星成和(高岡蒼甫)は、念願のハワイ産業に入社できることになった。そんな折、湾岸テレビが営業停止の危機にあることを知り、スタッフ達と共に、必死に湾岸テレビ存続の署名を集める。
署名は、一応は集まったが、それでも湾岸テレビ存続の展望は全く開けず、落ち込む湾岸テレビスタッフ達。しかし、そこへ思わぬ吉報が舞い込んだ。山崎部長(山崎弘也〈アンタッチャブル〉)らが資金集めに奔走し、わずかな金額ではあったが、このドラマを最後まで撮影することはできるくらいの金額は集められたのだ。意気揚々とするスタッフ達。そして―――

「みなさん! 湾岸テレビ50周年記念ドラマ、いよいよ本日撮影最終日です!」

―――この撮影が終わってしまえば、湾岸テレビはなくなってしまい、スタッフ達は惜別の時を迎える。そして星は、どう転ぼうとも今日が湾岸テレビでADとして働く最後の日。これまでADとしてボロボロになるまで働き続けた日々…そんな想いが星を揺さぶるが、今日がハワイ産業の入社手続きの日なのだ…もう、後戻りはできない―――

そして遂に、これまで3ヶ月間、湾岸テレビのスタッフの汗と涙で作られてきた『シローのはらわた』のラストシーンの撮影が始まった……。

湾岸テレビの最後―――

湾岸テレビでの最後―――

その先には、果たして何があるのだろうか……?

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