お台場湾岸テレビ
-第8話-

「エキストラが少なぁぁぁい!」

ADの星成和(高岡蒼甫)は有働針監督(岸部シロー)にエキストラを大勢集めるように指示を受けていたのだが、その事をすっかり忘れてしまい2人しか集めることが出来なかった。
カメラマンの源さん(酒井敏也)は、星になんとかエキストラを集めて、絶対今日中に撮るぞと言う。それはもちろん、朝夜通しで働き続けている湾テレスタッフは、早く撮影を片付けて家に帰りたい一心だからなのだが、しかし、星には違う動機によって、このシーンを今日中に、いやなるべく早く終わらせなければならなかった…。
「絶対間に合わせる!」
星は、この日『ハワイ産業』の面接試験があるのだ。なんとか、それまでに間に合わせたい星であったが、なかなかエキストラが集まらず時間だけが過ぎていく……。

その頃、音声・糸田(猪俣ユキ)は、星が『ハワイ産業』という会社の入社面接を受けようとしている事を知る。
「星にADを辞められたら、もうこんなTV局に新しいADなんて来ない」
皆は、どうしようか、と思案するのだが、一方で源さんは、星の本心を探ろうとしていた。
そんな中、星は必死でエキストラを集めようと奔走していた。
星は見事エキストラを集めて、時間通り面接に行けるのであろうか――?

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