お台場湾岸テレビ
-第4話-
湾テレ開局50周年ドラマ「シローのはらわた」撮影中。主演女優・香野かれん(平田薫)が演じるミサが恐怖におののく…「なまはげ」の衣装の殺人鬼。このためにAD・星成和(高岡蒼甫)が自分の田舎から衣装をとりよせたのだ。
順調に撮影が終了したかに見えたが、有働針監督(岸辺シロー)はまたもや怒り爆発。有働針が想像していたのは、ハリウッドスタイルのホラーであって、純日本産ホラーなどは問題外だったのだ。と、その時、有働針にインスピレーションが沸いた。それは「ゾンビ」。さっそくスタンバイしなくては!
そんな中、大量のスポーツドリンクの粉末を抱えた冨子さん(池谷のぶえ)に、節約のため今後は星が手作りで社内用飲み物を作るように言い渡されてしまった。ゾンビを準備しなくてはいけないのに、またしても雑用が増えてしまった星…。星はスポーツドリンクを作りながら、先輩AD・田中(田中卓志〈アンガールズ〉)や山根(山根良顕〈アンガールズ〉)にゾンビ役を頼み込むが、あっさり断られてしまう。
星はついに、ゾンビ役を引き受けてくれる人物に出会う。それは美術担当・竹山(竹山隆範〈カンニング〉)。ホラー好きな竹山はノリノリで自ら制作したゾンビ姿で渾身の演技を見せる。しかし有働針監督が求めるゾンビはアメリカン・ゾンビで、竹山が意識していたのはイタリアン・ゾンビだったらしい。有働針監督と竹山は「ゾンビ」論で口論となり、ついには撮影中止になる始末…。星は監督に竹山ゾンビも"結構"イケてて、"十分"迫力あったとフォロー。だがバイトADの星にはこだわりがないと監督に怒られてしまう。その怒りと共に監督には更なるインスピレーションが沸いた。スモークの中にゾンビがいる画がほしい…と。
"スモーク"?星がまたもや駆け込むのはフジテレビ守衛室。ドラマオタクの守衛(マギー)によると"スモーク"とは「撮影の合間にたかれる人工的な煙」であるらしい。
ゾンビとスモーク。二つも用意せねばならないこの事態。バイトAD星成和、またもやこの事態を乗り越えられるのか!?
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