お台場湾岸テレビ
-第3話-
ここのところ湾テレ内で「案外使えるヤツ」なんて評判を取っている、AD・星成和(高岡蒼甫)。得意になっている星に先輩ADの田中(田中卓志〈アンガールズ〉)と山根(山根良顕〈アンガールズ〉)に、「バイト君!ADは"あきらめドレッド"の略でもあるんだよ」と風呂に入れないAD生活について講義を受けていた。そう、星はやっぱり「バイト君」なのだった…。
ところかわって、湾テレ開局50周年ドラマ「シローのはらわた」撮影中。突然有働針監督(岸部シロー)が怒り出した。有働針が台本に「ドリー」と書いたのだが、星はそれを落書きだと思い、割り本に入れず、カメラマンの源さん(酒井敏也)はドリーの準備をしなかったのだ。急遽撮影は中止。香野かれん(平田薫)からも「使えない」と言われ、星は落ち込むが、とにかく「ドリー」とやらを急いで用意しないと…。
そして星は、またもやドラマオタクの、フジテレビの守衛(マギー)に「ドリー」が何かを聞く。守衛の懇切丁寧な説明で、「ドリーとは、カメラが移動するショットのこと」だ、と星は知る。しかし、そのドリーを借りるお金は、貧乏テレビ局・湾テレにはない。
一方、湾テレ大部屋では有働針が部長・山崎(山崎弘也〈アンタッチャブル〉)とプロデューサー柴田(柴田英嗣〈アンタッチャブル〉)に、ADの星が使えないから辞めたいと言い出した。そして"ミラクル"なスタッフもいないと。そして、なかなかドリーの代用品を見つけることのできない星に、ついに有働針からクビの通告が言い渡される。するとそこに田中と山根がきて…ふたりが考えた星のための"ミラクル"とは?
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