お台場湾岸テレビ
-第2話-
「お台場湾岸テレビ」大部屋。そこにはいそいそと手鏡を持ち出し、身だしなみを整える湾岸テレビ部長・山崎(山崎弘也〈アンタッチャブル〉)がいた。なぜなら、あのお隣、フジテレビの『めざましテレビ』中野美奈子アナからの取材を受けることになったのだ。
社長の小倉(小倉久寛)やプロデューサー柴田(柴田英嗣〈アンタッチャブル〉)がうらやましがる中、山崎は身だしなみに余念がない。しかも、中野アナと「フォーカス」されるのでは?と余計な心配をする始末。
そのころ、開局50周年ドラマ『シローのはらわた』制作中の星成和(高岡蒼甫)たちはまたもや頭を悩ませていた。監督の有働針(岸部シロー)からの要求。それは「ベリーローングな廊下を女が疾走する」というもの。この長〜い廊下を疾走する主演女優・かれん(平田薫)の表情にフォーカスを合わせてアップで撮影したい…という有働針監督からの指示がでていた。もちろん、そんな技術も機材も持ち合わせていない「湾テレ」スタッフ。星にとっては「フォーカス」という言葉自体も初耳だった。でも星は、持ち前の熱意から「やります!やらせてください!」と思わず叫んでしまう。そして星は、かれんを廊下に立たせたり、走らせたり…何度も練習するものの、当然うまくいかずに四苦八苦。そんな様子にかれんはただいらだつばかり。そして先輩AD田中(田中卓志〈アンガールズ〉)と山根(山根良顕〈アンガールズ〉)には、改めてADの心構えを教わる星だった。
かれんは監督の有働針に怒りをぶつけるが、有働針の答えは…。そして有働針の言葉に対してかれんがカメラの前でとった行動とは?はたして星は「フォーカス」を合わせることができるのか?
一方、プロデューサーの柴田たちが見守る中、中野アナから取材を受ける山崎。取材は無事に進むのか?中野アナとの「フォーカス」はいかに!?
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