Vol.4 最高のスパイス
- ストーリー -

店をでた4人は小山が由美を、琢磨が明日香を送っていくことに。その道すがら、琢磨は明日香が陶芸の道に進みたくて、今は大学を休学していると知る。夢を語る明日香はいきいきとしていて、琢磨はそんな明日香が眩しかった。そこへ琢磨の高校時代の先輩が通りかかる。高校時代先輩のパシリだった琢磨は、その事実を明日香に知られてしまい、ショックを受ける…。

翌日、小山は琢磨をカフェに誘うが、昨晩格好悪いところを見られてしまった琢磨は気がのらない。そして数日がすぎてしまう。見かねた小山は、琢磨に明日香とこのまま終わってもいいのか?と言う。「SCHOOL OF LOCK」のBBSをチェックしていた琢磨は、ふと1件のメールに目をとめ、意を決してカフェへとむかう。しかしそこには明日香の姿はなかった。明日香は陶芸の勉強をするために、今夜東京を離れることになったのだ。琢磨が目をとめた1件のメール「好きな人に自分の気持ちを伝えることなく、さよならすることになってしまいました。もし、彼に好きな人ができたらちゃんと気持ちを伝えられますように。私みたいに後悔しませんように…。」それは明日香が書き込んだものだったのだ。そして琢磨は、実は明日香が毎晩「SCHOOL OF LOCK」を聴いていたことを知り、パソコンにむかう…。

夜行バスの停留所。明日香はラジオを聴いていた。
「その人が夢にむかう姿はやっぱり眩しくて…その笑顔を思い出すだけで幸せな気持ちになれるのです。僕はやっぱり彼女が好きです。そんな彼からのリクエストは今夜東京を離れてしまう彼女の一番好きな曲…ライラ。」
ラジオから流れる「ライラ」。明日香の目からは涙が…。

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