駅路
インタビュー
Q.演じてみての手応えや、杉田監督の印象などお聞かせ下さい。
小塚貞一という役というよりは、「直感的に見抜く人がいるんだな」って思いました。一見、目立たない女性の中にある可能性、つまり、(深津絵里さん演じる)慶子を見た瞬間に、彼女の中に変容できる可能性を見抜いたわけですから。だから、演じる上ではどこかそういうところを秘めた男でなければならないな、と。伝わらなくても仕方のない部分ですけどね。見終わってから、そういう感想を持ってもらえたらと思っています。
杉田監督に関しては、「変わらないなあ」としか思わなかったですね。個人的にも昔からつきあいがあって。最初に仕事でご一緒したのは『Yの悲劇』だったかな?今回は、現場が巻いて(杉田監督にしては)珍しく早く終わったという話も聞きましたけど、僕が出てたシーンは巻かなかったですね。日中のシーンを撮るのに、日が落ちて、ようやく仕方なく止めたんだから。「もうダメだ」って、そりゃもうだめだろう(笑)。だから、変わってないなと思いましたよ。
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