独身貴族
a swinging single
Interview

vol.5
星野亜希子役 デヴィ・スカルノさん

ドラマにご出演されるのは初めてですね。オファーを受けたとき、まずどんなことを思いましたか?
私には無理じゃないかな、と思いました。テレビといっても、バラエティー番組とは違いますからね。自分とはまったく違う人間を演じるという自信がなかったんです。ですが、プロデューサーの方から、私の感じでいい、とおっしゃっていただきましたので、出演を決めました。

実際に撮影現場に入ってみていかがですか?
ドラマは大変な大所帯で、ひとつのシーンを撮るのにも何十人という方が携わってやっているんです。ですから、私のミスで何度もやり直しをしたり、撮影を長引かせてはいけないな、と思いまして。みなさんにご迷惑をおかけしてはいけない、ということを一番に心がけていますが、なかなか難しいものですね(笑)。

難しいと感じるのはどんなところですか?
動きながらセリフをしゃべることですね。事前にきちんと覚えて現場に入るんですけど、いざカメラの前に立つと、どういうわけか飛んでしまうんです(笑)。監督さんからは、筋さえ合っていれば私の言葉と言い回しでしゃべっても構わない、と言っていただいているのですが…。

お忙しいなか、セリフはどこで覚えられるのですか?
自宅だったり、移動中の新幹線や飛行機だったり、時間を見つけては覚えるようにしています。

ドラマの現場で驚かれたことはありますか?
まずは、こんなに大人数で作っているのか、ということですね。それから、ひとつのシーンを角度を変えて、何度も何度も撮るということも。最初は、慣れませんでしたけど、最近は少しずつわかってきて撮影が楽しくなってきました。

演じる亜希子さんは、草なぎ剛さん演じる守と伊藤英明さん演じる進の叔母役です。おふたりとの共演はいかがですか?
そうね、あんな甥っ子がふたりもいたら、素晴らしいですね(笑)。素敵な青年方とご一緒できて嬉しいです。草なぎさんは、俳優としてお仕事されるのを初めて拝見しましたけれど、バラエティー番組と表情がまるで違うのに驚きました。伊藤さんも、ダンディで優しくとても素敵な方ですね。

亜希子さんは、衣装や宝石がとてもゴージャスですが、もしやこれらは…。
全て私物です。衣装や小物は、シーンに合わせて自分で選ばせていただいています。今日かぶっていた帽子もパリで購入したものなんですけど、日本ではかぶる機会がなかったんです。私、帽子や髪飾り、羽根飾りが大好きでたくさん持っているんです。持っていてもなかなか使う機会がなかったものを、今回、こちらの現場で使わせていただけるのが嬉しいです。せっかくですから、全てのシーンで使おうと思っています。

宝石類もまばゆいばかりの輝きで…。ちなみに、総額はどのくらいになるのでしょうか?
さあ、どうでしょう。内緒ですわ(笑)。

そして、ぜひおうかがいしたいのがタイトルにもなっている「独身貴族」のことです。デヴィ夫人は、どう思われますか?
最近は、結婚自体がすごく遅くなっていますし、結婚しても子供を作らない方が多いでしょう。独身は少子化にもつながりますから、よくないと思います。それでなくても人口が減っていて、近い将来、1億人を切ってしまうんじゃないかと心配されていますよね。みなさんには、ぜひ今より10歳くらい早く結婚していただきたいですね。男性も、草食男子、なんて言われていますけれど、そうじゃなくてやっぱり男性が頼もしく女性を引っ張らないといけないんじゃないかと思います。

では、そんな「独身貴族」のみなさんにメッセージをいただけますか?
人というのはやはり愛を知らないと成長できませんから、愛を知っていただきたいですね。そして、このドラマも見ていただきたいです。肩の力を抜いてゆったりとした気分で楽しく見られるところが、私も気に入っていますので。よろしくお願いいたします。

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独身貴族
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