ダンドリ。
-Story-
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あくる朝、皐月神社を訪れた要は、双葉に謝り、仲直りする。ふたりは、渡にチアダンス大会の引率を頼むと、まゆ実には皐月神社の安産祈願のお守りを手渡した。「元気な成績を産んでくだされ」。双葉は、そうまゆ実に告げた。
放課後、要と双葉は、河原でダンスの練習をする。空手部の仲間とランニングをしていてそこを通りかかった教子は、思わず足を止めて、ふたりの姿を見つめていた。
一方、さやかは、ギャラのことでキャバクラの店長(有馬自由)ともめ、店を辞めてしまう。さやかは、店内にあったチアの衣装を紙袋につめると、そのまま店を出た。するとそこに、三郎太がやってくる。彼は、要のためにさやかからチアの衣装を借りようと思ったのだ。さやかは、そんな三郎太を無視して、公園を訪れた。そこは、バスケットボール部の応援をした後、要たちと一緒に訪れた思い出の場所だった。そこでさやかは、紙袋からチアの衣装を取り出す。そこに再び現れた三郎太は、これでまた要のチア姿が見られる、と喜び、さやかに礼を言った。

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