ダンドリ。
Interview 特別編
Q.タイトルバックも小林監督が手がけたものですよね。あのダンスが、彼女たちにとって最初の関門だったと思いますが…。
A.あれは、クランクインして一番最初に撮ったんですよね。タイトルバックの意味は…ドラマのなかで、「彼女たちがどうなるんだ?」ということを見せない回もあるし、もともとだんだんメンバーが集まってチアダンスも上手くなっていく、という話でもあるので、見ている人にはそれがストレスになるとも思ったんです。だから、毎回、彼女たちが目指しているゴールはここなんです、というのを見せたかったんですね。18人そろったMAYFISHが伸び伸び踊っていてる、最終回に近いものを毎回見せることで、「あ、今はここまでいく話の途中なんだ」って思ってもらいたかった。道しるべというか、終着点というか、そういうものを見せたかったんです。
一方で、彼女たちにも、ただ「頑張れよ!」って言うだけでは伝わらないので、最初にゴールはあそこだ、という目印を与えてあげたかったという側面もありますね。あと、あのタイトルバックの意味は…最初から言うと、学校を飛び出して、学校の中だけでは解決できないようないろんな問題にもぶち当たって、解決できないものもあるんだけど、それでもわき目もふらずに前に向かって突き進んでいく姿を描きたかったんですね。それから、服を脱いでチアの衣装に着替えるんですけど、そこはサナギから蝶に脱皮して踊っている、というのを意図しました。
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