ダンドリ。
Interview 特別編

Q.女の子ばかり18人という部分での苦労はありましたか?

A.僕は、演技とかお芝居をつける、ということに関しては、あまり年代は関係ないと思っているんです。ただ、彼女たちの中には、ドラマ出演が初めての子もいるわけで、(芝居の)引き出しが少ないわけじゃないですか。こっちの要求に対して全部答えられないのは初めからわかっているわけです。だから、そういうときに、彼女たちがどう感じるか、というリアルな部分を大事にしていこうと思ったんです。これが男の子たちだったら、こちらがやらせる、ということも出来るし、ベテランの役者さんだったらいくつか引き出しがあるのでその役を理解してやってもらって、僕もそこからチョイスするわけですけど、今回は、僕がまず自分の考えを言って、彼女たちが理解するのを待つ、という感じだったので、普段の演出の方法とは違いましたね。もちろん、それが嫌だということはまったくなく、むしろ、「どういう風に理解して表現するんだろう?」という楽しみがありましたね。表現者としての彼女たちには選択肢がないので、それが面白いか面白くないか、画面を通したときにどう映るか、ということは教えてあげて、それに対してどう答えるのかを待っていた、という感じでした。

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