ダンドリ。
Interview 特別編

Q.さやか役の西原亜希さんに関しては?

A.今回、5人それぞれにハードルが課せられているわけですけど、さやかの場合は、それが解決できないんですね。どんなにジタバタしてもどうにもならなくて、トラウマとして残っていて…。それでも、仲間を支えにやっていく、というところを亜希には課したので、多分戸惑いもあっただろうし、難しさもあったと思います。誰も信用していなくて、早く自立して家を出ようと思っていたさやかは、自分の居場所がない子なんですね。それが、たまたま要と知り合うことになって…。3話がさやかの回でしたけど、あれも完全に解決したわけではないですからね。その微妙なところを亜希には要求しました。要たちと一緒にチアダンスをやっているのはもちろん楽しいんだけど、それがいつなくなるかわからない、っていう不安感を背負っているんです。だから、3話の誘導灯を持って踊るシーンも、かなり悩んだみたいですよ。それは、セリフにおこされていない部分なので。このドラマ自体、みんながジタバタする、という話なので、止まっているシーンはあまり見られないので、そういう意味では、おしいな、って思いますね。もっとじっくり見せてあげられればいいんですけど…。次々に事件が起きて、立ち止まっていられない、という彼女たちを描いている以上、立ち止まっているさやかの姿は見られないわけですから。

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