笑顔をくれた君へ
〜女医と道化師の挑戦〜

□企画 吉田豪(フジテレビ編成部)

少子化によって小児科が次々となくなっています。地域によっては、隣の町にまで行かないと小児科のない町もあります。この物語の主人公である女医はそうした逆風にもめげずに、いろいろな試みにチャレンジして小児科を守ろうとします。
その中で出会うのがクラウン。入院で笑顔を失った子どもたちに笑いを届ける道化師の登場で小児病棟は一気に華やぎ、つらい闘病生活を送る子どもたちにわずかではありますが、子ども本来の笑顔が灯っていきます。
実際に病院で活躍される大棟さんというクラウンからヒントを得てドラマ化致しました。いわゆる難病ドラマではなく、病院にクラウンが登場することで湧き起こる子どものエネルギーにご注目ください。
頑張る女性に優しくも凜とした強さを演じられる常盤さん、医者ではないが故に病を治すわけではない、ただ子どもたちに笑顔という"おくすり"を運ぶという複雑な役を、迷いや弱さを演じる点ではピカイチの宮迫さん、幼くして母を亡くした女医のお母さん的存在である師長にこの人しかいない、泉ピン子さんをお願いしました。

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