CHANGE
-第九話物語-
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そんな中でも、啓太はいつも通りの公務を続ける。火山噴火の被害を受けたキャベツ農家のために、自ら現地へ向かいキャベツの安全性をアピールする始末。理香の不安はつのるばかりだ。そして、理香が恐れていたことがついに起きてしまった。

週刊誌に、18年前の大堂商事疑惑で特捜部から逃げ切った政治家リストが発表される。記事には、啓太の父親の名前もある上、朝倉内閣の閣僚が8人も含まれていた。そもそも神林はこうなることを予想して閣僚を人選していたらしい。

啓太は、問題の8人を呼んで真偽をただす。すると、8人は口をそろえて身の潔白を訴えた。不審に思う理香だが、啓太は国民が選んだ人たちだと、彼らを信じることに。

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