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-第五話物語-
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総理として多忙な日々を過ごす朝倉啓太(木村拓哉)。だが、ある日、スケジュールがぽっかり空いてしまい、休日が取れることとなった。東京見物をしたい啓太だが、警備計画が間に合わないと断念。それならば、かねてから食べたかったドーナツ店にだけは行きたいと啓太は切望する。

美山理香(深津絵里)の計らいで、なんとか願いが叶うこととなった。ところが、韮沢勝利(阿部寛)や宮本ひかる(加藤ローサ)らもともなって出かけようとした矢先、予期せぬことが発生。なんと、韮沢が1年前に別れた妻との間にできた娘、早川奈津子(上原美佐)が訪ねて来るというのだ。突然の娘の来訪を知って、韮沢はへたりこんでしまう。

そんな時、玄関のチャイムが鳴る。韮沢の娘…と、誰もが思うのだが、やって来たのはアメリカ通商代表のハリー・ビンガム(ニコラス・ペタス)。日米構造協議で、日本側に否定されたビンガムは、直接、総理大臣である啓太と問題を話し合いたいと通訳のジョージ・ダガード(セイン・カミュ)を伴って来たのだ。その日、総理の側にいた郡司敏夫(平泉成)は、慌てて百坂哲也(西村雅彦)に連絡。百坂は、啓太に何もしゃべらせるなと命じる。事態を知った神林正一(寺尾聰)は、理香を官邸に呼びつけた。

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