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- インタビュー -
Q.当初は、衆議院議員補欠選挙で朝倉啓太(木村拓哉)を選挙プランナーとして勝たせた韮沢。本来、選挙が終われば韮沢の仕事は終わるのですが、その後も啓太を後押ししています。
韮沢は、本人も言っているように"200戦199勝"と戦った選挙を言わば結果主義で捉えていました。しかも"選挙ほど食いっぱぐれのない仕事はない"…とも言い切っていますし。つまり、候補者に対する愛情よりも選挙戦に"勝つこと"に徹していたんですね。その裏には、自分自身が立候補して落選してしまった1敗が深く関わっているんだと思います。そんな韮沢が、親を政治家に持つ啓太という政界のサラブレッドに出会いました。だけど、啓太自身は政治は嫌いだと言い張っている。韮沢にとっては、とんでもない人物でした。ところが、一緒にいるとすごく自分に正直で、嘘が嫌いな真っ直ぐな男だと分かっていきます。そんな啓太の行動や言葉の端々に、韮沢は本来自分も持っていた純粋さや政治に対する情熱と重なるものを感じたのではないでしょうか。韮沢は、動物的な鋭い直感から"この男だったら…"と即時に判断し、自分の夢も啓太となら叶えられるかもしれないと思ったんですね。啓太に夢を託す…もしくは、韮沢自身の野望を果たすために"こいつといっしょなら"という計算もあるかもしれませんけど(笑)。これはまだ、僕もどちらか分からないところです。
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