セレブと貧乏太郎
-第7話-
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翌朝は自伝の締切日。郡司が、それをアリスに促していると電話が鳴る。仁志山からだ。しかも、下町人情に触れた仁志山は、ゴーストライターを廃業し、ものぼのとした小説を書くという。一方、佐藤家からは東郷が消えていた。だが、アタッシュケースの一億円は残され、アリスの自伝も東郷が執筆して残している。この時、太郎やアリスたちはテレビのニュースを見て、自分たちの人違いに気づいた。

東郷が書いたアリスの自伝は大ヒット。仁志山の本もヒットする。だが、アリスは自分の自伝の結末を知らなかった。発売された本を読んで初めて、太郎が自分の一番の存在のように書かれていることに、またまた怒り出すアリス。

そんな2人の裏で、真紀子の恐ろしい計画が始まろうとしていることも知らずに…。

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