セレブと貧乏太郎
-第7話-
[6/6]
翌朝は自伝の締切日。郡司が、それをアリスに促していると電話が鳴る。仁志山からだ。しかも、下町人情に触れた仁志山は、ゴーストライターを廃業し、ものぼのとした小説を書くという。一方、佐藤家からは東郷が消えていた。だが、アタッシュケースの一億円は残され、アリスの自伝も東郷が執筆して残している。この時、太郎やアリスたちはテレビのニュースを見て、自分たちの人違いに気づいた。
東郷が書いたアリスの自伝は大ヒット。仁志山の本もヒットする。だが、アリスは自分の自伝の結末を知らなかった。発売された本を読んで初めて、太郎が自分の一番の存在のように書かれていることに、またまた怒り出すアリス。
そんな2人の裏で、真紀子の恐ろしい計画が始まろうとしていることも知らずに…。
[back]
△もどる
0.セレブと貧乏太郎 TOP
(C)フジテレビジョン