ブザー・ビート
<Interview>
Q.演じるにあたっては、役を自分に近づける場合と、自分が役に近づいていく場合があると思いますが、今回の場合はどんなバランスですか?
それはドラマ全体に言えることだと思うんですけど、連ドラは特に着地点がわかっていないまま撮影をしていたりするわけじゃないですか。もちろん、最初に役に関するプロットをいただきますし、台本の中にもいろんなヒントがあったりするんですけど、ドラマの場合は、段々、自分に近づいてくるものだと思うんです。映画とか社会派のドラマとは違って、こういう連ドラの場合は、着地点が分かっていない分、そういう傾向になることが多いですね、僕の場合は。それもドラマの面白さだと思います。短い間に役を固めていってそれを現場でパッと出していくというライブ感も面白いですからね。役は、自分という感性のフィルターを通して表現しているわけだから、どうしても似てきちゃったりする部分もあると思うんです。だからこそ、あまり自分の中でこうしよう、ああしようと決めずに、意識しないほうがドラマの場合はいいのかな、って思いますね。
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