鹿男あをによし
ストーリー
《2/11》

思案した小川は、鹿と遭遇した場所にやってくると、鹿に向かい頭を下げ、顔を元に戻してほしいと頼む。すると、鹿はすべてが終われば願いをひとつ叶えてやるから、まずは、鼠から"サンカク"と呼ばれる"目"を取り戻せと言う。小川は"サンカク"は「大和杯」で行われる剣道部の試合で優勝した学校に、「優勝プレート」として授けられると説明すると、鹿は、優勝するよう念押しする。鹿と話すことに慣れてきた小川は、鹿が宝という"サンカク"とは何か、なぜそれを鼠が奪うのか、また、そもそも、鹿は何者なのか教えてほしい、自分には知る権利があると訴える。すると、鹿はこの話を人間にするのは180年ぶりだと言って、語りはじめる――。

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