鹿男あをによし
-インタビュー-
問:そういう溝口先生も、厳しいながらも実はやさしいところがありますよね。篠井さんの細部にまで渡るお芝居も印象的です。
【篠井】
本質的にはみなさんと同じ種族だとは思うんですけど、このおふたりが本当に正直なキャラですから、溝口はちょっとクセがあったほうが差が見えていいんじゃないかと思い、あれこれやっているんですが。でも、あれこれやっていても、結果的にどういう風に使っていただけるのか、わからない部分もありますよね。そこは演劇人なノリで、「とりあえずやっておけ〜」っていう(笑)。
【キムラ】
そうなんです。監督が凄く丁寧に撮るじゃないですか。同じシーンでも、いろいろな角度やシチュエーションから何パターンも撮って。それで、オンエアを見ると「ああ、こんな風に使うんだ」って感心しちゃうことがあるんです。演じてる本人が一番、ビックリしたりして(笑)。だけど、このドラマは癒しのドラマですよね。私の周りの人も、「つい見ちゃう」って言ってます。
【篠井】
それ、わかる。まだ放送中だけど、たまに振り返って見たくなるシーンが多いですよね。オープニングとか、エンディングだけ見たいなって思うこともあるし、ピンポイントで「あのシーンが見たい」って思うこともある。DVDにしてもっていたいし、人にプレゼントしたくもなる作品ですね。
【キムラ】
映像もきれいだし、音楽もかっこいいしね。
【酒井】
そうだ!
【キムラ】
なんですか?
【酒井】
毎回、最後に盛り上がりのシーンが来て、そこからエンディングテーマに行くじゃないですか。あれって、何時何分か知ってます?10時48分なんですよ。
【キムラ】
10時48分?語呂合わせ?「い、お、し、わ」とか?
【酒井】
あーあ(ガックリ)。「と、し、や」でしょ!ブログ見てくれたんじゃないの?
【篠井】
そっかー。それは凄いね。
【キムラ】
「と、し、や」ね。ホントだ。
【酒井】
だいたい10時47分から始まって、48分にはあのかっこいいエンディングが流れるんですよ。
【キムラ】
そっかー!
【酒井】
もう、最高でしょ!?大好き、このドラマ!
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