アタシんちの男子
- 第3話 -

千里(堀北真希)のもとに、四男の優(山本裕典)が窃盗の容疑で逮捕されたという知らせが入る。千里は、次男の猛(岡田義徳)に命じられて、渋々警察へと向かった。

警察署に着いた千里は、優が誤認逮捕されたことを知る。近くで現金盗難事件があり、職務質問を受けた優がたまたま50万円を持っていたからだった。実は優は、極度の女性恐怖症を克服するためにカウンセリングを受けようとしていた。 50万円はその入会金なのだ。優の所持品の中からそのチラシを見つけた千里は、猛や三男の翔(向井理)、五男の智(瀬戸康史)に報告した。すると猛は、優に向かっていきなり「お前の女性恐怖症を治してやる!」と言い放つ。

そんな折、トリックハート城に智の担任・吉田真央(小野真弓)がやってきた。登校拒否を続けている智を心配して訪ねてきたのだという。その姿を見た優は、驚きを隠せなかった。真央は、優を女性恐怖症にさせた張本人だった。

一方、アパートに戻った長男の風(要潤)は、郵便の中に、新造(草刈正雄)からの手紙が混じっていることに気づく。同じころ、翔は、『ミラクル』の顧問弁護士・響子(高島礼子)から、トリックハート城の96番の部屋に宝が隠されている、と教えられる。翔は、それがクロック=千里の部屋となった『恐怖時計の部屋』ではないかと推測した。

そんな中、国土(つるの剛士)が働くネットカフェを訪れた千里は、親衛隊の西郷(なすび)たちから、かつて天才マジシャンともてはやされた智が、両親の脱税事件で芸能界を追われたことを教えられる。千里は、「高校を辞めても、もう一度マジシャンを目指して稼げばいい」などと智に言ってしまったことを後悔した。()

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