アタシんちの男子
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Q.ドラマの根底には、家族の愛情や絆というテーマがあったと思います。高島さんが『家族』と聞いて思い浮かぶことは何ですか?

家族…一番大切なものです、私にとって。結婚して、初めて"他人"が"家族"になって思うんですけど、他人同士でも家族って呼べる人は現れる、出会いの縁があるんだな、と思いました。血がつながっているから家族というわけではなく、そういう縁は必ずあるものなんだと思います。「俺たち、家族みたいに仲がいいね」みたいな言い方って、簡単だし軽い感じがしてしまいますけど、決して嘘ではないというか、そうであってほしいと思うんです。いま、家族ってどんどん減っていますよね。でも、いろんな縁があって知り合った人たちと、『家族』と呼び合えるようになりたいですし、そうできると思っているんです。真希ちゃんと大蔵家の6兄弟だって、いつも一緒なので、撮影中、疎外感を感じていたんです(笑)。真希ちゃんたちは、この3ヵ月間、ほぼずっと一緒にいたわけですよね。私には、もう家族に見えてきちゃうんですよ。国土くん(つるの剛士)が彼らを見て「羨ましいな」っていうセリフがありましたけど、その気持ち、凄くよくわかるんです。私も撮影中にそう感じていましたから。きっと彼らは、この作品が終わってしまったら寂しくなると思いますよ。これからもみなさんはどんどん活躍なさっていくんでしょうけど、ここまでずっと一緒に撮影するような経験はなかなかできないと思うんです。だから、これからもいい仲間としてお付き合いしていくんじゃないかな、って感じがします。役者をやっていると、10作やった中でも、ある1作の中のこの人とは何かいつも縁があるな…というのが必ず出てくるものなんです。きっと彼らには、この作品がそうなるんじゃないかな、って思います。いつ会っても、「あのときは楽しかったよね」「大変だったよね」ってね(笑)。

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