アタシんちの男子
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Q.そこは変わらないんでしょうね。

そこがおしゃれですよね。見ている人が「仲悪いな、このふたり」って思っていて、最終回でも同じようなケンカをしているふたりを見て、それが微笑ましく見えるような作品になるような気がするんです。同じことをしているのに関係性が変われば見ている人が違って捉える、という不思議な感覚は、台本を読んでいるだけでも感じるので、それが自然にできたら温かい作品になるだろうな、って思っています。毎回、「いい作品に出合ったな」って思いますけど、今回は特にその思いが強いですね。千里と6兄弟以外にも、ホントに愛情があるスポットの当て方をしている作品だと思うんです。バックグランドを凄く細かいところまで描いてくれているし、なのにそれがちっとも不自然じゃなくて。無理やり回想シーンを作ったりするんじゃなく、さらっとそれが入っていたりするんですよね。プロデューサーさんや脚本の武藤将吾さんがすべてのキャラクターに愛情を持って描いてくれているのがわかる台本だからかもしれないですけど、自分じゃなく、他の兄弟たちにスポットが当たる回を見ても、凄く嬉しいんです(笑)。こんな感覚は初めてですね。

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