ありふれた奇跡
インタビュー
Q.演じるのは難しいと話していましたが、どんな部分に難しさを感じましたか?
台本に書かれているセリフの裏側にあることを常に探っていました。山田先生の描くセリフは言葉と感情が違うことが多いんですね。そうすると、"じゃあ、なぜ今その言葉を口にしたのか"という疑問が出てきて、解決の糸口を見つけながら芝居をしなくてはいけない。セリフの句読点1つにとっても緻密に計算されているから"なぜここに(句読点が)打たれているのか""なぜここには打たれてないのか"という疑問が浮かんでくる。その意味を必死に考えながら演じていると、「そういうことだったのか!」と発見をすることがあるんです。まるでパズルを組み合わせしながら芝居をしている感じでした。正解は山田先生のみぞ知るという感じで、それを聞き出したい思いを抱えながら取り組んでましたね(笑)。
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