ありふれた奇跡
インタビュー

Q.「ありふれた奇跡」の企画を聞いた時、どう思いましたか?

まず最初にタイトルがとても気になりました。山田(太一)先生にお会いしてタイトルの意味を伺って、さすが先生の世界観だと思いました。"奇跡"を"幸せ"という言葉に置き換えてみると、よくわかります。今、命というとても大切なものが大切にされていない悲しいニュースが多かったり、世の中が便利になったことで忘れられてしまったことがあるよう気がしていて。その中で、たとえば出世をしたとか、高級車を買ったとか、願望が叶ったとか、そういう目に見える結果を手に入れることが"奇跡"と思われている節があるけれど、そうではなく山田先生がおっしゃる"奇跡"は決して大きな幸せではないけれど、実は日常の中にも素朴で小さな幸せはたくさんあるんじゃないかということなのかなと思います。そういう"小さな奇跡"を描いていくドラマだと私は理解しました。

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