Ns'あおい
-物語-
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ﾅｰｽｾﾝﾀｰで待っていた北沢は､運び込まれた男性の処置が上手くいったことを知り､ﾎｯと胸を撫で下ろす｡と､そのとき､北沢は､廊下の方からかすかに聞こえる異音に気づいた｡あおいと北沢がその音のする方へと向かうと､それは白井の病室から鳴り響くｱﾗｰﾑ音だった｡
白井の病室に入ったあおいたちが目にしたのは､外した人工呼吸器のﾁｭｰﾌﾞを手に立ち尽くす､瑞江の姿だった｡あおいは､瑞江からﾁｭｰﾌﾞを奪い返そうとした｡が､瑞江は､あおいのこと振り払い､これ以上夫を苦しめないでほしい､と涙を流しながら訴えた｡そこに飛び込んできた小峰は､瑞江からﾁｭｰﾌﾞを奪うと､心臓ﾏｯｻｰｼﾞをするようあおいに指示｡同時に､高樹に連絡するよう北沢に命じた｡
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