Ns'あおい
-物語-
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あくる日､小峰は､自分の担当患者のひとりを､あおいに任せた｡その患者とは､初出勤の日､あおいが自転車で突っ込んでしまった青果店の店主･梅沢ｻｴ(草村礼子)だった｡ｻｴは､胃の検査のために入院したのだ｡するとそこに､ｻｴの息子で､都内の銀行に勤めているという修一(相島一之)がやってきて､評判の悪いこの病院より､もっと設備の整った病院の方がいい､と言い出す｡そんな修一を説得したのは､田所だった｡
数日後､ｻｴの検査結果が出た｡田所は､ｻｴが胃潰瘍であることを修一に説明すると､しばらく入院して治療をしたほうがいい､と告げた｡修一がどれほどｻｴのことを心配していたか知ったあおいは､母親を亡くしていることを彼に打ち明けると､これからたくさん親孝行が出来る修一がうらやましい､と優しい笑顔を見せた｡
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