悪魔が来りて笛を吹く
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椿子爵はフランスに行っていた!?
「悪魔が来りて笛を吹く」の鍵を握る金フルートのあらたな真相が発覚!?金フルートに秘められた歴史が今解き明かされる!!

今回ドラマの中で大事なポイントとなるのが、フルート。しかも今回登場したのは黄金に輝くフルートだった。このフルート実は、ただのフルートではない。歴史が生んだ、名器であり、しかも様々な思いがつまった大変貴重なフルートなのである。
今回使用したフルートは、アキヤマフルートの秋山好輝氏が制作した、「ルイ・ロットの巻き管フルートの金」。
フランスのルイ・ロット製フルートは、フルートのストラディバリウスと称されている。
1855年に48歳で自分の工房を開いたルイ・ロットの手がけるフルートは、1855年パリ、1862年ロンドン、1867年パリの、それぞれの万国博覧会で絶賛を浴びた。彼が引退し、最後の後継者ガブリエル・シャンピーユが亡くなる1951年まで、約1世紀にわたりフルート製作の技法は受け継がれた。
現在はつくられていないその名器を、日本で唯一、研究・複製しているのがアキヤマフルートである。
アキヤマフルートでは、ルイ・ロットと同時代に作られた銀食器を素材に巻き管フルートを製作している。素材が手に入りにくく高価なため、大量生産は難しいとのこと。
さらに、ルイ・ロットでも1本しか作られていない金の巻き管フルートは、『20世紀の最も偉大なフルート演奏家』ジャン=ピエール・ランパル氏の元にあり、幻の楽器と言われている。実はもう1本作られていたが行方がわかっていない、という説もある。

椿子爵家の子弟であった椿英輔が、戦前フランス留学をした折に幻のもう1本の金フルートを手に入れていた、という裏設定をひそかに想像してみるのも、また面白いのではないだろうか。

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金のフルートについて…「アキヤマフルート」

フルートに興味を持たれたら…「フルートパーク タニテック」「表参道音楽事務所」
今回、フルート演奏指導をしてくださいました。

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