悪魔が来りて笛を吹く
インタビュー
Q.横溝ワールドに参加してのご感想をお願いします。
横溝正史作品に出演するのは、今回初めてです。
人間のドロドロした部分を描いていて、欲が原因でゆがんだ人間が生まれてしまった。人間の欲がテーマになっているなと思いました。どの時代でもそうですが、欲深い人間、というのが面白いと思われたり、ドラマチックだと思われたりするのではないかと客観的に感じました。
僕の役というのは複雑な家庭環境の中、特殊な環境で愛情に飢えて育った人間です。悲劇的なストーリーなので、そこにどのように自分が関わって、どのような役割をしているのか、ということを見せるのは非常に難しいです。
この人がこういう風に演じるのか、それなら僕はこんな風に、といった足し引きなどが面白かったですね。
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