--赤い糸--
最終話

芽衣たちは夏樹と優梨に呼ばれて、いつものハンバーガー店に集まった。夏樹は、優梨と自分の子供に関しての決意を語る。なんと産むことを決めたのだ。2人の決意を仲間たちは嬉しく受け入れる。

家に向かう芽衣の携帯電話がメールを着信。中川沙良(桜庭ななみ)からだった。一方、敦史は、森崎から神社に届いていたという荷物を渡される。包みの差出人は沙良、中には彼女が使っていた携帯電話が入っていた。添えられていた手紙には、携帯電話の「明日の私へ」というメールフォルダを読んで欲しいと書かれていた。

メールを読んだ芽衣は、鈴の森第二中学校で沙良と会う。記憶が戻ったのだと思い詫びる芽衣を制した沙良は、中学生時代の思い出を話し始めた。沙良は、記憶は戻っていないが、携帯電話に自分が送っていた「明日の私へ」というメールフォルダを読んで自分の過去を知ったと言う。そして、なぜ敦史と別れてしまったのかと沙良は問うのだった。

数日後、芽衣は夏実の病室を訪ねる。夏実の過去の贖罪(しょくざい)を、自分は不幸ではなかったと否定する芽衣は、敦史への想いを話す。芽衣と入れ違いに敦史が来た。夏実は、芽衣のことを話すと敦史は病室を出る。そして、麻美に自分の正直な気持ちを伝え、芽衣を追いかけた。ようやく追いついた敦史は、ずっと自分の気持ちに嘘を付いてきたと言い、好きだと告白。そんな敦史に、芽衣はあの日と同じように"運命を信じるよ"と答えて…。

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