--赤い糸--
第九話

麻美は、芽衣に会ったことを敦史に話す。そして、麻美は敦史とずっと一緒にいたいと再び告白し、誕生日もともに過ごすことを約束する。

2月29日、芽衣と敦史の誕生日。芽衣は、美亜たち中学の仲間と陸の墓参りに行く。そこで芽衣は、あの日、陸が残した留守電の内容を話す。中学の頃のような普通の関係に戻ろうとの陸の留守電に、もっと何か出来たのではと考えてしまうと言う芽衣。美亜たちは、陸のことをずっと覚えていれば良いと話す。

その頃、敦史はリハビリセンターからの電話で夏実のリハビリが終了していなかったことを知る。パートで働いていたスーパーも辞めていた。もしやと思い、敦史は村越の店へと向かう。

一方、芽衣が家に帰ると幸子と寿久(甲本雅裕)が言い争っている。春菜(岩田さゆり)も帰ってくると、幸子は姉妹を呼んだ。そして、幸子は寿久との別居を切り出す。さらに、幸子は芽衣の出生の事実も話し始めた。

誕生日に両親から別居の意思を聞かされ、自分の出生の真実を知った芽衣。薬物から抜け出せない夏実にショックを受けた敦史。傷ついた2人の足は、自然に、ある場所へと向かう。それは、幼い頃に会ったケーキ店の前。お互いの想いを確認しあう芽衣と敦史。敦史は、出会ったことには必ず意味があると芽衣に告げるが、2人は想いを残しながらも改めて別れを確認しあった。

その後、敦史は麻美と約束した店へ。すると麻美は…。

[前へ]

もどる
0.赤い糸 TOP

(C)フジテレビジョン