--赤い糸--
第八話
翌日、芽衣は友人から美亜が評判の悪い安田愁(若葉竜也)と一緒だったらしいと聞く。放課後、芽衣は陸との約束も忘れて美亜を探す。
最初に美亜を見つけたのは敦史。ミヤビたちと一緒にいた美亜から話しかけてきたのだ。敦史は、美亜の不安定な様子とミヤビたちの存在に、すぐさま薬物の使用を疑う。そこに芽衣も現れた。敦史と芽衣が美亜を説得し、美亜は、もう薬物はやらないと言うのだが、敦史はどうせまたやってしまうと厳しい。そこに陸が来た。陸は芽衣の事情も聞かずに殴りつける。帰りかけた敦史が、陸の声を聞いて引き止めに戻って来た。敦史には関係ないと言う陸。すると芽衣も同調する。
うなだれて帰る敦史に、麻美が接近。何があっても敦史の気持ちを分かってあげられると言う。そして、麻美は敦史を後ろから抱きしめた。
芽衣に暴力を振るってしまい、自己嫌悪に陥った陸を芽衣が訪ねて来た。自分を信じて欲しいと訴える芽衣に、陸は目が覚める。そして、去って行く芽衣に大叶神社の祭りに来るようにと誘った。
祭りの日、陸は神社で敦史と会っていた。陸は、なぜ芽衣と別れたのかと敦史に聞く。そして、芽衣を幸せに出来るのは自分ではないと言って、陸は立ち去った。神社には、陸に呼ばれた芽衣も来ていた。だが、芽衣は陸にも敦史にも会えないでいた。そんな時、けたたましいプレーキ音が…。そこには、陸のカバンが落ちていた。
病院に運ばれた陸に、芽衣と敦史は付き添った。連絡を聞いた美亜たちも駆けつける。だが、仲間たちの願いも虚しく陸は帰らぬ人となってしまった。と、芽衣は携帯電話の点灯に気づく。陸からの留守電が入っていた。苦しめたことを詫びる陸の声に、芽衣は…。
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