--赤い糸--
インタビュー

Q.小木さんの学生時代は、いかがでしたか?

僕らの時代にも、恋愛に走っている人はいましたよ。恋愛だけではなく、不良と呼ばれる人もいましたし。ですから、僕はドラマで描かれていることは、薬物はともかくとして、健全な青少年の行動だと思うんです。強いて"違うかも"ということがあるとしたら、失恋したと思ったら、すぐに屋上から飛び降りてしまうような"短絡さ"ですね。今の子供たちは、イジメの構造も複雑化しているようですし、そこから逃れる簡単な方法として死を選んでしまうのではないでしょうか。僕らの時代にも、イジメられて引きこもっちゃう子もいたけど、みんなでその子を呼びに行ったりしましたからね。そう、人と人がキチンと顔を付き合わせる機会が多かったんです。今は、携帯電話やメールが普通になっているので、人同士の触れ合いが少なくなってしまったのだと思います。少し、寂しいことですね。

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