暴れん坊ママ
STORY
[3/5]
*-★-*-☆-*-★-*
その後、トナカイの格好をした哲が現れ、クリスマス会は進んでいく。子供たちがおもちゃで遊び始めた頃、倫子が息子・大樹(鏑木海智)を佑樹や蓮から引き離す。慶明に行くことになる大樹は、佑樹たち公立校に行く子供とは立場が違うと言うのだ。そんな倫子に、あゆは間違っていると指摘するが、倫子は気に留めない。そのとき、それまで黙っていた翠子が立ち上がり、落ち着き払った態度で、あゆに同調する。そして、人生の勝ち負けは小学校のお受験で決まるものではないということが、お受験に失敗してわかったと語る。それを負け惜しみだと批判する倫子にも「勝った者には見えないことが、負けた者には見えることもある」と余裕を見せる。そんなふたりに、あゆがお受験は勝ち負けではないのでは、と疑問をぶつけると、翠子は久しぶりの笑顔を見せて同意する。それでも引き下がらない倫子とあゆが言い争いになったとき、翠子が、分け隔てなく遊んでいる子供たちを指し、大人も争いはやめようと、とふたりを制する。汽車遊びをする佑樹ら子供たちを見て、あゆと哲は、あることを思いつく。

[前へ|次へ]

もどる
0.暴れん坊ママ TOP

(C)フジテレビジョン