Room Of King
- Story#005 -
[2/3]
その日の夜、朝子は「KING」の住人たちに、遊園地でデビュー記念のサイン会をすることが決まったと報告する。所属事務所からは100人ほどが列を作ると聞いたと言うが、孫や和江はアイドルはそんなに甘くないと、否定的な意見を述べる。
そして、サイン会当日、もりじが生花店で働いていると朝子からサイン会に人が来る気配がないと電話が入る。焦る朝子にもりじは、仕事を終えたら自分も行くからひとまず「KING」の住人たちに電話をしてみろと言う。朝子はその通りに電話やメールをするが、住人たちからは「行けそうにない」という返事ばかり。大きな会場には朝子と、事務所スタッフ、スポンサーがいるだけで、静まり返っている。そんな中、サイン会が始まると、いかにもおたく風の男性3人がやってくる。しかし、あとが続かない。場所を提供してくれているクライアントの手前もあり、朝子が気まずい思いをしていると、なんと、和江が手を振りながらやってくる。すると、京子、孫、細野春臣(平山広行)も来て列を作る。さらに、マジマックスはたくさんの衣装とともに現れると、京子たちに衣装やかつらを提供。別人に成りすまして、列に並びなおせと指示を出す。
[BACK|NEXT]
△もどる
0.Room Of King TOP
(C)フジテレビジョン