Room Of King
- Story#004 -
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パリにやってきた森次郎=もりじ(水嶋ヒロ)は、マリア(秋本奈緒美)がパリで開く茶房のオープニングパーティーで花を生けてほしいと言われ動揺する。生け花の経験などないのに、どういうわけか"日本の若き華道家"ということになっていて……。

ホテルの部屋に戻ったもりじは、生花店の店長・篠原(霧島れいか)の「あげる人をイメージして作るのが、心に響く花束」という言葉を思い返す。篠原のことを思い電話をしたくなっていると、浅田朝子(鈴木杏)から電話が入る。朝子は、芸能界入りのスカウトを受けるどうかでまだ迷っているのだ。朝子はもりじに、響京子(井川遥)から、人生に対する考えが甘いと叱られたことを話すと、もりじはあっけらかんと「息してりゃいいんだよ」と言う。自分は、人生などと身構えずに、迷ったら面白そうなほうに行くようにしているというもりじの言葉に、朝子は少し勇気を得る。

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