【Story1】
2012年東京、超能力殺人と呼ばれる事件が頻発していた…。殺害現場で人々は鼻や耳から出血し気を失うが、なぜか死亡するのは一人のみ。その遺体に外傷はなくただ心臓だけが抜き取られている…。

柿沢雄一(25)(丸山隆平)は、冴えない就職浪人生。ある日、突然スタンガンで襲われ、目覚めたときそこには、同じように集められた4人の男女がいた。さいたま市に住むネット依存症の主婦・榊原明日香(伊藤歩)、いじめにあい中2から引きこもりだった蟹江和馬(染谷将太)、女子学生の持ち物を盗み解雇された元大学准教授・本郷清次(川島潤哉)、そして5歳の子どもがいるナゾの美少女・宮前友紀(忽那汐里)だ。5人は、拉致した相手が日本政府だと知りそして、今世の中を騒がしている超能力殺人の捜査に協力することを対策室室長・牧村公人(吹越満)から強要されるが、全く納得が行かない。なぜこの5人なのだ!と…。

躊躇するも仕方なくテロリストの指定した殺人予告現場に向かう5人。そこで彼らはテロリスト=オーパーツに遭遇し、想像を超える武器の力を目の当たりする。結局、柿沢たちの抵抗むなしくターゲットである女子高生・島津美奈は無惨に殺害される。無力感に苛まれる柿沢と友紀。

それにしてもオーパーツの姿を見たとき5人が感じた、あの何とも言えない感覚の正体は何だったのか?血流が沸騰し脳内にかすかな変化が起きる感覚…。さらに柿沢には、まるで予告のように断片的な映像まで見えた。美奈が絶命する瞬間が…。

そして、彼らが見たオーパーツの武器の数々…。突然全身が熱くなって、目や耳から出血し、苦しくパニックに陥るあの武器は何なのか?島津美奈の心臓とタマネギを入れ替えたあの武器は何だったのか?

首相補佐官・九頭美一歩(吉田鋼太郎)から正式に捜査官に任命された5人、果たして次のターゲットを守ることはできるのだろうか?

【オーパーツの謎 I】
O-PARTS(out of place artifactsの略)とは、考古学用語でこの世に存在するはずのない出土物という意味。政府は今回の一連のテロリストを常識では理解できない存在であると捉え、彼らを"オーパーツ"と呼んでいる。オーパーツの武器・殺害手段は現時点では全く解明できていない。
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