宮前友紀役 忽那汐里さんインタビュー
今回の作品はSFがテーマで、宮前友紀という役も謎の多い、難しい役どころですね?
企画書で初めてお話を読んだとき、SFという分野をこれまで挑戦したことがなかったので、新鮮な気持ちですごく楽しみにしていました。科学とかCGが撮影に使われていて、映像としては少し浮かびにくかったんですが、人間ドラマの面でも、4話という少ない話の中ではかなり濃く、人間的な部分もしっかりと入っていて面白いと思いました。
友紀という役については…そうなんです。いろいろ後半に向けてあるんですけど…(今は言えないんです…)基本的に前半は意識せずに、皆さんと同じように真っ新な気持ちで演じました。5人の捜査官や吹越さんら皆さんが、個性的なキャラクターですごく積極的に発言されていて、私も行動的であろうと意識はしています。

撮影での印象に残ったエピソードを聞かせてください。
ある特殊な攻撃をオーパーツから受けるんですが、かなり広い範囲で打撃を受けるんですね。それを受けてからさらに攻撃されるのですが…まあ、経験したことがない訳じゃないですか?撮影初日に私と丸山さんがその攻撃を受けたのですが、撮影の順番がエキストラさんが先だったんですね。皆さんすごく上手でいいお芝居をされるので、丸山さんと焦ってしまって、「どうしましょう。丸山さん!」と話し合ったことがありました(笑)。 (Q.それを越える演技をされたんですか?)それは放送をお楽しみに!!

今回は初めての演技が多かったのですか?
アクションというのか、物をよけたりぶつかったりという動きは激しいのは初めてですね。冷蔵庫とか鉄パイプが落ちてきたり、これはCGではないんです。 あと、"空気で作られた壁"というのがあるんですがこれに対してはそれが見えない訳ですから、体を硬直させて演技をしたり、CGの部分は想像して演技しないとすごく難しいですね。

もしタイムマシンがあったら過去と未来どちらに行きたいですか?
私は1970年代に行きたいですね。映画とか服装とかが大好きなので…今、携帯とか使っていますけど、あまり機械とか得意じゃないんですよね(笑)。あと、未来は極力行きたくないですね。決まってしまっている自分の未来の環境を見たいとは思わないですね。

丸山隆平さんとは初共演ですよね?印象は?
お会いする前は、関西の方ですので勝手な印象で、すごく積極的で明るい方かな? と思っていたのですが、実際の丸山さんはこれまであまりお会いしたことのないタイプの方で、とてもピュアな方だと思いました。
お芝居に関しても、共演者やスタッフに接する姿勢がすごく新しい感じで…「僕、人見知りなんですよ」とおっしゃっていましたけど(笑)、ビックリしました。

忽那さんは第六感を信じますか?
あるとは思いますね。私にはないですけど。
例えば、ある方にいただいた物を見て、ああ会いたいなあと思ったら次の日に偶然出会ったりとか、そんなことはありますけど。

今回のドラマで新しく挑戦したこととか、こういう部分を見てもらいたいとかありますか?
SFって速いイメージがありますが、撮り方もカットごとで速いので、スピード感とか直観的なお芝居とか、その場で気持ちをすぐに整えて演じることを心がけました。共演したかった方々と今回ご一緒出来て、個人的にすごく撮影現場が面白くて、新しいテーマに挑戦できたのかなって思っています。周りは先輩の方が多かったので、学ぶことがすごく多くて、いつも思っていることではあるんですが、やはりキャラクターを成立させるってことは難しいですよね。それをいつもしっかりとできている先輩の皆さんから今回学べてすごく勉強になりました。撮影の方法も長回しとかあったりして、そういう緊張感も味わえて勉強になりました。

ファンの方へのメッセージを…
今回はオーパーツという考古学で使われている難しい用語をタイトルにしていて、科学的な内容やCGを使って作品としても挑戦をしています。
スピード感もありますし、1話ごとにすごく見やすいと思いますので、新しい感覚を味わっていただければと思いますので、ぜひご覧ください。

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