ライアーゲーム
シーズン2
◇ Story #9 ◇

セミファイナル後半戦"ゴールドラッシュゲーム"の半分が経過した。神崎直(戸田恵梨香)がリーダーの光の国では、秋山深一(松田翔太)の考えた必勝法で金塊をすべて強奪する作戦に出るが、葛城リョウ(菊地凛子)がすでに同じ作戦を実行した後だった。しかし、秋山の説得で炎の国の大塚マリエ(MEGUMI)と川井タツヤ(姜暢雄)を仲間に引き入れることに成功。逆転を目指す。ところが、葛城がチームの中に裏切り者がいることを見抜く。谷中モモコ(片桐はいり)の密告により、それがマリエと川井であることが判明。葛城は2人を呼び出すと、目隠しをして、10分間で先に自白した方に忠誠ポイントを与えると告げた。懸命にこらえたマリエだったが、10分が過ぎ目隠しを取ると川井が自白したことを知る。愕然とするマリエ。葛城は川井の証言の真偽を確かめるため、池沢テッペイ(忍成修吾)に国境に向かわせた。葛城が裏切りを見抜いたことを知らない秋山は、作戦通り池沢も仲間に誘う。葛城はさらにマリエにも起死回生のチャンスを与えると、秋山の作戦に乗ったフリを続けるように指示を出す。秋山と葛城の激しい心理戦が続く中、清蘭(遊井亮子)が通路のスピーカーが壊れていることに気づいた。すぐに、エリー(吉瀬美智子)と谷村光男(渡辺いっけい)に報告を入れるが、谷村は報告を一蹴する。

15ゲーム目が終わった。お互いの国の様子がモニターで見られるようになり、葛城は秋山の作戦を見抜いていたことを告げる。勝利を宣言した葛城だが、モニターに表示された現時点の金塊獲得数は炎の国が6、光の国が42だった。愕然とする葛城ら炎の国のプレイヤーたち。実はマリエと川井と池沢は最初からグルで、光の国の作戦を裏切っていなかったのだ。秋山はボイスレコーダーを使って指示を出していた。また、秋山は池沢から炎の国のカードを受け取り、金塊の運び出しに成功していた。スピーカーを壊したのは、カードを磁気で使用不可能にして返却用のカードを作るためだった。作戦を聞き、いくらで寝返ったか問いただす葛城に、マリエらは直を信用したから従ったと言い切る。愕然とする葛城。そして16ゲームが始まった。とどめを刺すという秋山だったが直は、葛城が大学時代の授業で、手紙の奥に秘められた気持ちに気付き秋山を負かせていたことを持ち出し、本当は優しい人だと訴える。助けてあげて欲しいという直の言葉を背に国境へ向かう秋山だったが19ゲームまで金塊が動くことはなかった。最終ゲームになった。秋山は自分のカードを葛城に差し出した。そのカードで葛城は金庫を開けるが、そこは空だった。が、金庫脇には1つの金塊が…。葛城を救いつつ勝利をおさめた光の国。しかし、葛城を救ったことで光の国からファイナルステージへ進めるのは2人となってしまった。直は出場辞退を告げ、ライアーゲームをなくしたいという思いを秋山に託す。ファイナルステージ出場を決めた秋山と福永ユウジ(鈴木浩介)。同じ頃、別会場で勝利をおさめていた横谷ノリヒコ(鈴木一真)がファイナルステージ進出辞退を告げていた。

3ヵ月後、平穏な日々に戻っていた直の元に谷村がやって来た。横谷が辞退したことで直が出場できるという。断る直に谷村は「このままだと秋山は確実に負ける」と告げ…。

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