ライアーゲーム
シーズン2
◇ Story #8 ◇

"天使と悪魔ゲーム"が終わろうとしていた。神崎直(戸田恵梨香)や秋山深一(松田翔太)、葛城リョウ(菊地凛子)の作戦で、ほぼ全員が勝ち上がりの条件である十字架4本を手に入れていたが、ゲーム終了まで残りわずかになって安川ノリヒコ(春海四方)がまだ十字架3本であることが発覚。誰もが接触を避けるなか、直が手を差し出して全員が後半戦へ進むことが決まる。喜んでいるプレイヤーに対し、葛城はこのゲームでプレイヤーを蹴落とさなかったことを必ず後悔すると告げた。

後半戦のゲームは、3回戦で戦った密輸ゲームをアレンジした"ゴールドラッシュゲーム"だ。1人に貸し付けられたのは1億円と相手国の金庫に3億円、合計4億円分の金塊。プレイヤーは光の国と炎の国に分かれ、相手敷地内にある金庫から金塊を持ち帰る。最後まで運びきれず金庫に残った金塊は相手国のものとなり、トータル賞金額の多い国が勝ちとなる。さらに、勝利国全員にファイナルステージに進めるわけではなく、国の総資産額14億円につき1人という狭き門となる。また、プレイヤーにはファイナルステージ辞退の権利も与えられていて、賞金の半額を返却することなく勝ち抜けすることもできる。チーム分けが決まり、直、秋山、福永ユウジ(鈴木浩介)は光の国になる。次にチームメイトの金塊を持ち出す順番が決められる権限を持つが、大敗した場合は国の負債の半額を持つというリーダーを決めることに。リスクが大きいため、ためらっているプレイヤーを見た直はリーダーに立候補。炎の国のリーダーは葛城になった。葛城はチーム全員のカードを独占。自分に従い、さらに1人ずつにICレコーダーを渡して裏切り者がいたら密告するように指示を出す。忠誠ポイントをつけ、1位になれば3億円の賞金がつくと聞き、驚きつつも怯えるプレイヤーたち。

ゲームがスタートした。光の国は序盤からリードを奪う。さらに秋山はすべての金塊を奪う必勝法を考え出し、味方のプレイヤーに指示を与えるが、葛城も同じことを考えていて、しかもそれはすでに実行された後だった。炎の国に逆転不可能なほどの大量リードを奪われ落ち込む直たち。すると、秋山がまだ起死回生のチャンスはあると言い出した。秋山は自ら保安官として国境へ出向くと、やってきた大塚マリエ(MEGUMI)に、言葉巧みに炎の国の作戦は失敗していたとウソをつく。葛城に怒られると怯えるマリエに、秋山は仲間に入らないかと誘う。裏があると疑うマリエに秋山は「神崎直を信じろ」と話し、仲間に引き入れることに成功。同じ方法で川井タツヤ(姜暢雄)も仲間にした。逆転を確信し、喜ぶ光の国の面々。しかし、同じ頃、炎の国では葛城がチーム全員を集め「この中に裏切り者がいます」と告げていて…!

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