ライアーゲーム
シーズン2
◇ Game's explanation ◇
○中堅戦『17(セブンティーン)ポーカー』
【菊地(月ノ国)の必勝法】
福永の説明通り、ジョーカーを得た方が有利。菊地は持ち前の動体視力でカードを追い、ジョーカーの位置を突き止めた。ディーラーは毎ゲーム、新品のカードを使用するため、シャッフル前には常に一番上にジョーカー、そして他の全てのカードの位置も決まっていた。
上から
JK、[?]Q、[?]A、[?]K、[?]J
(順番に種類のちがうカードが並ぶ)
【菊地、第4ゲーム勝利の理由】
菊地は、ジョーカーの位置が分かるので5枚交換で手に入れる。そして、
[ハート]A、[ハート]A、JK、[クラブ]J、[スペード]Q
を手に入れた。最初のカードが、
[ハート]K、[クラブ]K、[ダイヤ]J、[スペード]J、[ハート]Q
だったので、この時点で10枚のカードを知ったことになる。
すると、秋山の手には残り7枚のカードのうち、5枚があることに…。
7枚とは、
[クラブ]A、[ダイヤ]A、[スペード]J、[ダイヤ]Q、[クラブ]Q、[ダイヤ]K、[スペード]K
ここから5枚を選ぶと、どう組み合わせても2ペア以上にはならない。
なので、スリーカードを手に入れた菊地の勝ちは決まっていたので勝負に出られたのだ。もし、逆に相手がスリーカード以上の手が出来る可能性があれば、フォルドしてチップを流し最小限のチップを相手に渡しても、残り3ゲームで勝てば良い。
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